『ルノワール+ルノワール展』と常設展示 by そのリン



京都国立近代美術館「ルノワール+ルノワ−ル展」
に行きました。

画家の父と、映画監督の息子の作品が、どの様に
展示しているのか、興味がありました。

展覧会は、父の油絵のとなりに、息子の映画が
上映されるという、ユニークなものでした。
父の絵画に息子ジャンの映画が影響されている
のは、興味深かったです。

ピエール=オーギュスト・ルノワールの「ぶらんこ」
の隣の壁にジャン・ルノワールの「ピクニック」が
上映されています。

「女優ナナ」の衣装デザインと、女優が着用した
ドレスの展示もありました。
サイズが小さいので、小柄な女性だったんですね。

作品の解説を読み、作品を鑑賞するには、パワー
必要です。

会場を後にした時は、とっても疲れました。


《ぶらんこ》
ピエール=オーギュスト・ルノワール
1876年 


ピエール=オーギュスト・ルノワール   ジャン・ルノワール
《田舎のダンス》                《ピクニック》
1882-83年                    1936年





ルノアール+ルノアール展
http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2008/365.html

 京都国立近代美術館 2008年6月10→7月21日

常設展に、ピカソが展示されていて驚きました。
静物−パレット、燭台、ミノタウロスの頭部』は
展示されていた作品です。
色が鮮やかで、ピカソの苦手意識がふっとび、
ファンになりました。



パブロ・ピカソ  京都国立近代美術館
静物−パレット、燭台、ミノタウロスの頭部 1938年
藤田嗣治の作品をはじめて見ました。
大正時代に描かれた作品とは、思えない程、おしゃれで繊細な作品でした。
「野うさぎの静物」は、死んだ野うさぎが描かれていて、ドキッとしました。
「タピスリーの裸婦」や、それ以外の裸婦画の、女性のラインが美しい。常設展もいいですね。



藤田嗣治 京都国立近代美術館
「タピスリーの裸婦」 1923年

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