『シャガール展 色彩の詩人』☆ by そのリン



かごを持つ女(農婦) 1906-07年 
トレチャコフ美術館
 
油彩、グァッシュ、厚紙



時計 1914年 トレチャコフ美術館 
油彩、グァッシュ、鉛筆、紙

油絵を習うまでは、絵の素材を考えた事がありませんでした。

シャガール展で、気づいたのは、
『油彩・グァッシュ・鉛筆・紙』と、書かれた作品があった事です。

油彩・グァッシュを、一緒の使う発想がなかったので、大変勉強になりました。


『絵の具の解説』
油彩は、油絵です。
グァッシュは、不透明水彩です。

水彩絵の具は、透明水彩と不透明水彩があります。
 (A)不透明絵の具(グァッシュ) 
         
 (B)透明絵の具

透明水彩は粒子が細かく、風景画でよく使われます(B)

不透明水彩は粒子が粗く、ポスターなどに使います(A)
学校で使った絵の具は、グァッシュ(不透明水彩)です。
ポスターカラーや、乾くと油絵のようになる、アクリル絵の具も同じ種類です。


シャガールの絵と出会ったのは、百貨店の展覧会でした。
サーカス、恋人たち、花束、その中で異色だったのが、
「嘆きの壁」でした。すぐに、ファンになりました。

今回は、巨大なタペストリーが展示されており、精巧にできていて、職人の思いを考えました。

とても、見ごたえのある、展覧会です。
行かれていない方は、オススメです!

『シャガール展 色彩の詩人』は、
◆2008年9月6日(土)−10月15日(水) 
 兵庫県立美術館 で開催中です。

ホームページアドレスは、
http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_0809/index.html
 


理髪店 1914年 トレチャコフ美術館
油彩、グァッシュ、鉛筆、紙





リョズノの叔父の店 1914年 トレチャコフ美術館 
油彩、グァッシュ、鉛筆、紙


横顔のベラ 1916年
油彩、グァッシュ、厚紙

 
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