『EXPO'70とミロ』☆ by そのリン



ジョアン・ミロ「無垢の笑い」1969年 陶板640枚


EXPO'70をご存知ですか?

日本で始めて開催した万博で、私が学生の頃に開催されました。
それ以降、いくつか万博が開催されましたが、大阪万博を超える博覧会を見たことがありません。

数多くのパビリオンの中で、笑いをテーマにしたパビリオンが、大阪ガスのガスパビリオンでした。
人がどうすれば笑うのか、笑いのメカニズムを紹介して、とても、興味深かったです。

パビリオンの、最後に、ジョアン・ミロの「無垢の笑い」が、展示されていました。

ミロはその当時、ホアン・ミロと呼ばれており、ジョアン・ミロと聞いた時は、違和感がありました。

わたしの記憶では、ミロはガスパビリオンが気に入り、即興で、壁画を描きました。
わたしが入場した時は、ミロが描いた壁画を見た記憶があります。
ミロが描いた壁画は、彼の願いで万博終了後、すべて破壊されました。

あれから、39年。
あのミロの「無垢の笑い」が気になり、調べた所、国立国際美術館に展示されていると知りました。

今日は、39年ぶりに、「無垢の笑い」に会いに行きました。
「無垢の笑い」は、国立国際美術館の壁に堂々と展示されていました。

あまりに、あっさり、展示されていたので、気がつきませんでした。

大阪万博で見たときは、とても、大きく思えたのですが、39年ぶりに見た作品は、
穏やかに、人々をつついでいる印象でした。

思わず、お久しぶりと心で声をかけ、じっくり、鑑賞しました。
国立国際美術館のエスカレータを降りたらすぐに、展示されているので、いつでも、見ることができます。
そのフロアーは、他の作品も展示されていました。

今日は、映画「胡同のひまわり」の無料上映会がありました。
画家の親子の物語で、絵を描く大切さを知りました。いい映画です。
楽しい、一日がすごせました。

国立国際美術館 http://www.nmao.go.jp/


万博記念公園 岡本太郎 太陽の塔
  絵画サークル 凛→

戻る→