『ピカソの世界 by そのリン

兵庫県立美術館の 「20世紀のはじまり ピカソとクレーの生きた時代展」を行きました。
ピカソの作品は、見に行った事がなくて、興味深かったです。

パブロ・ピカソの作品



ひじかけ椅子に座る女 1941年
油彩・キャンバス 80.7×65cm



鏡の前の女1937年
油彩・キャンバス 130×195cm





二人の座る女 1920年
油彩・キャンバス 195×169cm






この絵のモデルは、写真家ドラ・マールです。
「ゲルニカ」1937年後のキュビスムの作品です。

展覧会で、この絵を見ていた女性が、この絵は判らないと言いました。
絵は判らなくてもいい。
好きか嫌いかなんだと思います。

近くて見ると、キャンバスのたたきつけるような、絵の具が、迫力ありました。

わたしの大好きな作品です。












この絵のモデルは、恋人マリー-テレーズ・ワルテルと言われています。

ひじかけ椅子に座る女」が動なら
この作品は、静だと思います。
1936年以来、ピカソの祖国スペインは内戦状態でした。


ピカソの作品には、祈りがあると思います。

この作品を鑑賞していた女性は、私はこんな顔に描かれると怒ると言ってました。
私は、こんなに素敵に描いてもらうと、嬉しいですね。





ピカソの「新古典主義時代」の作品。
1914年に第一次世界大戦がはじまり、ピカソの盟友たちが招集されて行きました。
「二人の座る女」は繊細な筆使いで描かれた作品で、画家の悲しみが判るような、それでいて、力強い作品です。

絵を描くときは、心で描けと言われます。
そのままを描くのでは、気持ちは伝わりません。
画家の思いが筆にのると、人々は感動するのだと思います。

ジョアン・ミロの作品



リズミカルな人々 1934年
油彩・キャンバス 193×171cm


シュルレアリスムのジョアン・ミロの作品です。

ミロの作品は、子供が描いたように見えますが、計画的に計算されている作品です

何回見ても、楽しい作品です。




兵庫県立美術館の 
「20世紀のはじまりピカソとクレーの生きた時代展」
は最終日に行きました。

もっと、早く行けばよかったと思いました。

兵庫県立美術館
http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_0904/index.htm

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