『だまし絵』by そのリン

              
兵庫県立美術館の「だまし絵」展に行きました。
美術展と言えば、作品をじっくり鑑賞していたが、今回は、
どんなトリックがあるのか、ワクワクして、楽しめました。

兵庫県立美術館 開催期間2009.8.26-11.3
http://www.artm.pref.hyogo.jp/damashie/index.html


                 


ルネ・マグリッド≪白紙委任状1965年 油彩・カンヴァス



ルネ・マグリッドは、シュルレアリスムを代表する画家の一人です。

学生の時、美術の授業で、
≪白紙委任状≫を知りました。

乗馬している婦人と、木々が不自然ですね。
あるはずのない、どこを歩いているのでしょうね。

一度、見たかった作品なので、感動しました。



ジュゼッペ・アルチンボルド≪ウェルトゥムヌス1590年
油彩・板



いくつの野菜が描かれているのでしょうか?

ウェルトゥムヌス(ルドルフ2世)の肖像画です。

よく、描けていますね。

楽しい作品です。




エアハルト・シェーン≪判じ絵1534年

 



←右側からみると、婦人の顔が見えてきます。






左側からみると、何が見えるでしょうか?
 



デ・スコット・エヴァンス≪インコへのオマージュ1890年
 油彩・カンヴァス



←割れたガラスの向こうに、インコがいるような、リアルな作品です。


↓壁に絵が貼っているような作品です。
 今回は、窓や壁が描かれた、だまし絵が
 たくさん出展してました。


コルネリス・ノルベルトゥス・ヘイスフレヒス
≪静物-トロンブルイエ≫1663年
油彩・カンヴァス





ウィリアム・ホガース
≪誤った遠近法≫1754年
 エッチング紙


←間違った遠近法で、描かれている、ペン画です。どこが、違うか、判りますか?


↓大好きなダリの作品です。
ダリらしい風景に、美女の絵。
不思議な世界がありますね。



サルバドール・ダリ
≪アン・ウッドワード婦人の肖像≫1953年
 油彩・カンヴァス



パトリック・ヒューズ
≪水の都-Sea Cay≫2008年
 油彩・写真コラージュ・組立ボード


↑動く絵画です。建物の奥がが、実は、飛び出していて、
 絵を見る位置で、建物が動いているように見えま
 3Dを見ているようで、驚きした。



                  身体を使った影絵です。→
         上は、富士山で、下は、橋の欄干ですね。
          江戸時代にも、こんなユニークな作品が
         あったのですね。
         日本画もたくさん、ありました。
         幽霊の掛け軸は、ぞっとしましたよ。



■油絵から、掛け軸、錦絵。
いろんな、だまし絵があり、楽しい展覧会でした。



歌川広重
≪即興がげぼしづくし ふじの山 らんかんぎぼし≫1830-44年頃
 中判(二丁掛)錦絵

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